健康新聞2018~5月号~

其の一、母の日の由来

大型連休も終わり、いよいよ春の行事もラストスパートです。
「こんにちは中本整骨鍼灸院の中本です」
さて、春の最後の行事といえばやっぱり「母の日」ですよね。
ところで、母の日の由来ってご存知ですか?

古くは古代ギリシア時代、
神々の母と言われていた、「母リーア」に感謝の意味を込めて
春祭りをしたことが始まりという説。

また、
17世紀のイギリス「マザーズ・サンデー」という日を、
イースター(復活祭)の40日前の日曜日に定めて、
出稼ぎ労働者に対し、母親と一緒に過ごせるように
里帰りをさせていたという説があります。

古くから、
母親を敬う儀式はあったのですが、
本格的に母の日を一般化させたのは、

20世紀初頭のアンナ・ジャービスという女性から始まりました。

アンナのお母さん

アンナのお母さんはアン・ジャービスという人で、
敬虔なクリスチャンで地域の医療・衛生環境を改善するために
「Mothers Day Work Club」という
医療補助活動を行っていました。

当時のアメリカは南北戦争のさなかで、
アンさんの住むウェストヴァージニア州でも
「南軍」「北軍」ともに傷つき、
さらに「チフス」や「はしか」などが流行し最悪な状況でした。

そんな中、
アンさんの「Mothers Day Work Club」は
「南軍」「北軍」関係なく救いの手を差し伸べたのです。

南北戦争後も
平和活動や子供たちの教育支援など幅広く活動を続け、
1905年5月7日に亡くなりました。

 

娘アンナ・ジャービスさんの活動

そんな偉大な母を持つ娘アンナさんは、
「母親の祝日を設ける運動」をおこし、
その運動は全米に広がります。

そしてついに1914年全米連邦議会は
5月の第2日曜日を「母の日」と法律で可決し、
翌年1915年より世界で始めて国が定める
「母親のための記念日」が誕生したのです。

 

「母の日」とカーネイション

ちなみに、
カーネイションはアン・ジャービスさんが好きだった花で、
娘アンナさんがお母さんのお葬式の際に
白いカーネイションを配ったことが始まりだそうです。

なので、
お母さんが健在の場合は「赤いカーネイション」
亡くなっている場合は「白いカーネイション」を送るそうです。

くれぐれも間違えないでくださいよ!

日本では…

日本でも1915年直後からキリスト教の教会内では始まっていたのですが、
本格的には1937年に森永製菓が「母の日」広めようと努力はしたのですが、
当時の日本は第2次世界大戦のさなかで「母の日」は普及しませんでした。

戦後、1947年5月の第2日曜日が改めて「母の日」が制定されました。

 

其の二、「おすすめ!古本めぐり」

漫画 君たちはどう生きるか

2017/8/24 吉野源三郎 (著), 羽賀翔一 (イラスト)

初版は1937年、
当時も話題にはなっていましたが、
今回はよりわかりやすくするために漫画をふんだんに取り入れています。
(とはいっても、全部漫画ってわけじゃないです)

物語は、中学生のコペル君が、
日常の中の気づきから世の中の仕組みや、
人間関係を学んでいきます。
もちろんお子さんにも必要ですが、
大人の皆さんに読んでほしい一冊です。

 

今月の一言

「親孝行、したいときには親はなし」

いつもお世話になっているお母さん、いつも心配してくれるお母さんに感謝を!

 

お知らせ

今月、5月13日(日)は恒例の

母の日特別営業日です。

日頃の感謝を込めて、中本整骨鍼灸院が治療をプレゼントいたします。
時間午前9時~午後4時まで。ご予約お待ちしております。

詳しくはこちらから

温灸/整体の母の日回数券も販売しています。
お母様、奥様のプレゼントにいかがですか(^^)

詳しくはこちらから

 

 

5月16日(水)は私用のため午後6時までの営業とさせて頂きます。

ご了承お願い致します。