健康新聞2020 ~正月号~

其の一、心の健康について

明けましておめでとうございます

今年も一年皆様の、健康と健康のための情報を送ります。

健康とは、
肉体的な健康、

精神的な健康、

社会的な健康

の、三つに分かれます。

肉体的な健康とは
病気やケガのことを言い、

精神的な健康とは心の病気(ウツやウツに類似する病気)

社会的な健康とは社会や家庭での主体的なルールを守ることを言います。

整骨院や鍼灸院では
主に肉体的な健康の一部(筋肉や関節など)を
回復させるお手伝いをしています。

精神的な健康は
精神科医や心療内科がそれを担当しているわけなのですが、
私たち(治療家)の知る限りではいまだ発展途中の段階だと思われます。

其の二、精神的疾患と自律神経

実は
精神的疾患と肉体的疾患は密接な関係があって、
肉体的な疾患が長くなると、
精神的な疾患を発症することがあります。

またその逆もあり、
精神的疾患が肉体的な疾患を作り出すこともわかっています。

例、
過酷な労働や、休みが極端に少なくなる(肉体的疲労)と、
ウツや不眠症になります。逆にストレスが溜まったり、
心の不調から胃の痛みや首の凝りが始まります。

この精神と肉体との間を連絡しているのが
「自律神経」です。

ここから分かることは、
自律神経さえ良好な状態にコントロールできれば

「肉体疾患→精神疾患」

「精神疾患→肉体疾患」

悪循環の一部は防ぐことができます。

悪循環の防ぎ方

精神科(心療内科を含む)や内科では内服薬か

「しばらく様子を診ましょう」という魔法の言葉。

街の外科では
対処療法といって原因には触れず
今出ている症状を抑える湿布や血行促進剤などです。

しかし、
あくまでも一部ではありますが
肉体を使って自律神経をコントロールすることは可能です。

その1「セレトニンを増やす」

セレトニンとは
神経伝達物質の一つで、これが少なくなるとうつ病やウツ状態となります。

セレトニンはリズムに合わせて踊ったり(盆踊りなどもOK)、
太陽光線のある所での散歩などを
40分ほど続けるだけで増やすことができます。

その2「呼吸+瞑想」

古くから瞑想は
禅の一部として使われており、
欧米でもリパッサナ瞑想・マインドフルネスとして親しまれています。
アップルの故/スティーブ・ジョブズが実践していたことが有名ですね。

禅の流れをくむ瞑想とは、
今の自分を見つめる精神統一の方法です。

座禅や「無」とは何か?
なんて難しいものではなく、
今の自分の身体の状態を確認するだけでいいのです。

例えば、
心臓の音を感じる、
呼吸の出入りを感じる、
肌に触れている衣服や床、空気(温度や風)を感じるのです。

決して
「今晩、何食べよかな~」や
「あいつ腹立つな<(`^´)>」、
「私って駄目なやつ」

なんて想像したり、回想するのではなく、
あくまでも自分の身体を感じることです。

今月の一言

「長いようで、短い一年が始まりました!」
心と身体の健康を大切にしましょう(^v^)

 

お知らせ

1月19日(日)は
スポーツイベント参加のためお休みいたします。

1月28日(火)は
交通行事参加のためお休みいたします。