中本整骨鍼灸院の専門分野は、「疲労回復」 その3

中本整骨鍼灸院は、摂津市・吹田市の千里丘で心と身体の疲れから始まる肩こり・腰痛の改善のお手伝い!

「こんにちは」中本整骨鍼灸院の中本です

今回も、ご拝読いただきまして“ありがとうございます”

中本整骨鍼灸院の得意シリーズもいよいよ3回目になりました!

前回は
“自分の現時点での能力を把握すること”は大事で
そこがわかってないと、
「筋肉の疲労の限界を超えて、症状をだすのですよ」><;
と、いうお話でした。
「えっ!@@そんな話、知らない」という方は
少し前のブログを見ていただければありがたいです。

今回は、
2.負傷した原因の解明(前編)です
※今回は、チョッとだけ専門的な内容が出てきますが、
よろしくお願いいたします。

マラソン大会に出場される場合、
それが、10kmでも、ハーフでもフルでも
必ず、練習すると思うのですが・・・

その際は、どうしても
筋肉疲労が発生します

この“筋肉疲労”っていったいどんな状態か考えたことがありますか?

「知るわけないじゃん!」と、突っ込まれそうですが
知らないより、知ってる方が絶対役に立ちます!!!!!

我々の筋肉は、
マラソンやそれ以外のスポーツだけでなく
どんな、ささいな使い方でも疲労の
仕組みというのは働いています。

 

では、その仕組みとは・・・

筋肉は関節を動かしたり、その姿勢を維持したりするために
“収縮”という作業をします

この作業を連続して行うことで、
スポーツや、お仕事などができるわけなのです。

この時に筋肉のエネルギーとなっているのが
糖質です!
(この糖質は血液の中だけでなく、いろんなところに形を変えて蓄えられています)

この糖質が動脈血という血液の中に含まれていて筋肉に
運ばれ使われて“収縮”が起こるわけです

この糖質が燃える時に

必ず必要になるのが酸素です。

しかし、

酸素を使うときに同時に発生するのが

活性酸素です。

もう、ご存知の方も多いとは思いますが

活性酸素は私たち人間にとって

悪者なのです!

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活性酸素は、

私たちの大切な細胞を傷つけ破壊します。

当然、たくさん運動をすれば

たくさんの筋肉の細胞を傷つけてしまいます。

傷つき破壊された筋肉は

元気な時のパフォーマンスができなくなります。

これを疲労といいます。

 

少しの量なら回復力がありますので

翌日になれば元通りになるのですが

【筋肉を使うことによるダメージ<回復力】

 

これが、たくさん傷つけられてしまうと

一日寝ただけでは回復しません。

【筋肉を使うことによるダメージ>回復力】

 

この繰り返しを蓄積疲労と呼びます。

 

以前は、

乳酸の蓄積が疲労の原因とされていましたが、

最近になって、

乳酸は疲労の真犯人ではないことがわかってきました。

もちろん、

乳酸は筋肉にとって、ありがたいものではないのは

今も変わりないのですが、

筋肉疲労に関しては無実ということです。

私も、

過去のブログや、患者さんへの説明で

乳酸犯人説を唱えていましたが

今は訂正して患者さんに正しい情報を

お伝えしています。

 

さて、本題に戻りましょう!

 

ここまででお分かりのとおり

傷ついた、筋肉のまま使い続ける

この先にあるのが痛みです。

 

私の失敗は

疲れた筋肉のケアを怠ったことと

疲労の回復を待たない

トレーニング計画が原因だったのです。

 

肩こりや腰痛も、肉離れも

ほぼ同じ仕組みだと思っていただいて結構です。

 

つづく