千里丘の中本整骨鍼灸院は、心と身体の疲れから始まる、肩こり/腰痛を整体と鍼灸で改善のお手伝いをしています
1.頚椎捻挫

頚椎捻挫とは、
首に強い衝撃を受けることで起こる症状の一つです。

頚椎捻挫は、
交通事故などで首に強い衝撃を受けた場合に発生することが多く、痛みや動かしにくさ、頭痛、めまい、耳鳴り、手の痺れ、吐気や嘔吐などの症状が現れます。

頚椎捻挫の治療は、
初期・中期・回復期の3段階で行われます。それぞれの治療内容は、次の通りです。

  • 初期:身体の安静を保ち、痛みに対する対症療法や首への装具装着、自然治癒力を高めるため「微弱電流治療」などを行う。
  • 中期:リハビリやストレッチを開始し、首に痛みが出ない範囲で徐々に可動範囲を増やし、緊張を緩和させ血流改善する。
  • 回復期:積極的な運動やリハビリを行い、筋肉を慣らしていく。

頚椎捻挫は神経や脳の損傷が隠れていることもあるため、受傷したらすぐに最寄りの整形外科を受診する必要があります。

◎ワンポイント「首の骨の関節ってどこ?」

肩や指の関節は、わかってはいるけど、
首の骨に関節がある?ましてそこが捻挫するって…どこ?

椎間関節とは、背骨を構成する椎骨と椎骨の間にある関節で、首や体(上体)の運動を可能にしています。椎間関節には滑膜で包まれており、この滑膜には豊富な神経終末が分布することがわかっています。椎間関節は構造的にダンパー作用があり、衝撃吸収を行っています。

当院での取り扱いについて 

スポーツや交通事故などでの負傷の場合は、先に整形外科、または総合病院などで診断を受けていただくことになります。

その後、
医師の施術許可が出れば、上記の順序で施術を行います。

また、
3ヶ月以上経って、慢性化し強く症状が残る場合は、鍼治療を行います。