中本整骨鍼灸院の専門分野は「疲労回復」~その3~後編

中本整骨鍼灸院は、摂津市・吹田市、千里丘で、心と身体の疲れから始まる肩こり・腰痛の改善のお手伝いいたします。

こんにちは、中本整骨鍼灸院の中本です

今回もご拝読いただきありがとうございます。

中本整骨鍼灸院の得意!?その3(前編)のつづき

前編では筋肉疲労の仕組み
【筋肉を使うことによる疲労>回復力】の状態が続くと
筋肉が活性酸素によって傷つき、疲労の症状を出す、

そして、その状態で必要以上の運動や仕事をしたとしたら
どうなるでしょう!?

でしたが、今回はその続きです。

2.負傷した原因の解明(後編)

筋肉は太い“ゴム”の様なものです。
もっと詳しく表現すると
“細いゴムの束”と思ってください。

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普段私達が使っている輪ゴムを想像してください・・・

風雨にさらされた輪ゴムは、日がたつにつれ
硬くなり、黒くなり、もろくなります。←これを劣化といいます

「強く引っ張ると、パチン!といって切れてしまいます」

私たちの筋肉も
【筋肉を使うことによる疲労>回復力】の状態が続くと
筋肉繊維が硬くなり、もろくなります。

やはり「強く引っ張ると、パチン!とはいいませんが
“ブチブチブチ”(←※イメージです)といって切れてしまいます」

ちょうどストリングチーズ(裂けるチーズ)のような感じです。

裂ける量にもよりますが、痛いです!

普段そうならないのは、
常に血が巡り劣化を防ぎ、補修、潤いを与えているからです。
普段というのは
【筋肉を使うことによる疲労<回復力】の状態のこと。

続けます。

筋肉には、
故障しやすいところと、治りやすい場所と
故障しにくいけど、治りにくい場所があるのです。

故障しやすいけど、治りやすい場所は
筋肉の真ん中あたり。

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たくさん仕事をする場所なので壊れやすいけど
血行が良い場所なので、早く修復します。

それに対して
なりにくいけど、治りにくい場所とは
筋肉の両端です、通称“腱”とも呼ばれています。

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この部分は血管が少なく修復が遅く、
いつまでも痛いです。

問題はこの部分!

この部分が壊れるのは、
1.十分な準備体操をせずに、トレーニングを行った時
2.疲労を残したまま繰り返しトレーニングを行った時
3.初期の痛みを無視してトレーニングを行った時
※初期の痛みとは張りやダルミなど
4.シューズや、道具の選択を間違ってトレーニングを行った時

1.十分な準備体操・・・とは、
アップとストレッチのことです。
この二つは体温を上げ、筋肉の血行をよくして
運動に必要なだけの伸縮性を作ります。
最低15分は必要です。
これは基本中の基本で、皆さん知ってるはずです!
(でも、・・・知っててもしないだよな~^^;)

 

2..疲労を残したまま繰り返す・・・は、
運動継続年数と年齢・性別にもよりますが
運動継続年数が浅く、年齢が高いほど時間をかけて休みます

★48~72時間は休ませて下さい
※ただし、何もせず休むのではなく、ウォーキングやストレッチなどは
続けるのがベストです。

●食事による積極的疲労回復・
●マッサージ鍼灸治療による疲労回復
●お風呂による疲労回復

などもありますがこれについては、別の機会を見つけてお話します。

3.初期の痛みを無視して・・・は、
ダルミや軽い痛み、筋肉の張りは、
自分のくせや、筋力、持久力を測る絶好のチャンスです!
ウィークポイントになっている部分を計画的に修正することが出来る
大事な気付きなのです。

この部分を、気付きとして捉えるのか、無視するのかでは
後で大きな差になってきます。

4.シューズや、道具の選択を間違って・・・は、
ここの選択は、基本的には
★自分の目的に合ったもの
★自分の体に合ったもの
です。
わからない方は、大手スポーツ用具店でアドバイスしていただくのが一番です!
( 個人的には梅田阪急イングスのシューフィッターの方が、とても“親切”でした^v^b)

ありがちな過ちは、流行や値段で決めたり、
無知な店員さんの勧めで買った場合です。
(私もここで大きな間違いをして、ひどい目にあいました><、)

以上の四つが大きな原因です。このほかにもたくさんあると思いますが
私の経験上、四つのうちどこかに原因があります。

ちなみに私、中本は四つ全てに当てはまりました^^;
当然ですが
“痛い目に”あいました><。

私は自分の痛みが治ったときに思いました、

「千里丘の皆様の中で、私と同じような筋肉疲労が原因で
苦しんでいる方がいるはずだ」

それがマラソンだけでなく
お仕事や、家事・育児でも
毎日辛い思いをしている人が必ずいる

そんな方々に、私の経験から生まれた
治療” “ノウハウ”を提供することで
回復のお手伝いが出来ないものかと・・・

つづく

長文にもかかわらず最後まで
読んでいただきまして“ありがとうございます”