筋肉痛といっても、軽いのから重症まで様々な段階があります。

筋肉の解剖

筋肉は大雑把に分けて、筋繊維とそれを覆う筋膜で出来ています。
筋繊維とは筋肉の本体で、ここが縮むことで筋肉が動きます。
筋膜とは筋肉を守る働きと、形を整える働きがあります。
筋肉痛とは、筋膜が破損しているか、筋繊維(筋肉本体)なのか、もしくは両方なのかによって分ける必要があります。

 

また、部分によって呼び方が違います。
筋肉の端っこで骨や関節にくっついている部分、またはその周辺を腱と呼びます。
それに対して真ん中の部分を筋腹部と呼びます。
図を見てわかるように腱の部分は白っぽく赤身のある筋腹部に比べて毛細血管の数は少ないですが、筋腹部に比べますと丈夫にできています。
しかし、血液循環が少ない分再生能力も弱くなっています。呼び方も筋肉痛とは言わず「腱鞘炎」と呼びます。

 

レベル0「正常」

用は気になる痛みや違和感かない状態です。硬くなく、柔軟性があり、ある程度なら指で押しても痛くない状態、ストレッチをしても、力を入れても全く問題ない。
残念なことに、こんな筋肉の人はほとんどいません。

ちなみに、どんな硬さや柔軟性が理想かといいますと。小学校低学年の二の腕の柔らかさがベストな状態です。
(そんなの、大人ではほとんどないです(-_-;)

レベル1「普通(チョッと悪い状態)」

指で押さえると、気持ちいい、もしくは強さによってはくすぐったい。しかし同じ姿勢をとっても、多少のストレッチなら痛くない状態。

皆さん、押さえられてくすぐったいのは、問題ないと思ってませんか?そりゃ、足の裏や脇を「コチョコチョ」されるのは誰でもくすぐったいのです。しかし押さえられたり、マッサージされてくすぐったく感じるのは初期のコリ(筋疲労)の状態です。

レベル2「中程度のコリ(筋疲労)」

筋肉を押すと硬いところがある。強く抑えると痛い。ストレッチをすると痛みを感じる。
このは、老廃物が筋肉内にたまった状態で硬くなって短縮(筋肉が収縮した)して、元の状態に戻りきってない状態です。
考え方としては、身体の固い人が無理やりストレッチされてる状態です。
実は危険な状態です。

レベル3「筋膜の破損」

筋疲労が長く続き血行が悪くなり、筋膜に傷がついた状態。ちょうど女性がはくストッキングに電線が入ったような感じと覚えてください。
でも、筋肉本体(筋繊維)にまで被害が及んでないため、痛みさえ我慢すれば動かすことが出来ます。

レベル4「筋断裂(肉離れ)最悪の状態」

筋膜どころか筋繊維も裂けた状態。もちろん程度にもよりますが激しく痛み、腫れて動かすことが出来なくなります。アキレス腱の断裂もこの状態と同じです。