健康新聞2021~11月号~

千里丘の中本整骨鍼灸院は、心と身体の疲れから始まる、肩こり/腰痛を整体と鍼灸で改善のお手伝いをしています

其の一、マグネシウムの話その2

 

“秋の夜長”とは言いますが、
長いだけなら冬の方が長いのではないでしょうか?

いずれにしても朝日が昇るのが遅く、
日が暮れるのが早くなっているのは確実です。

風邪などひかぬようお気を付けください。

10月号では
カルシウムとマグネシウムの関係につてお話いたしました。

そして、
理想のバランスはカルシウムが4に対して
マグネシウムは1なのですが、
現代人はカルシウム過多になっています。

今回はこれを解決する方法について“ご提案”いたします

国が定めるマグネシウムの一日の摂取量は、
最低でも370mg以上と記されています。
※女性の場合は310mg以上

例えば、
白米1杯(150g)の中には30mg含まれています。

食パン1枚(60ℊ)の中には12mg含まれていて、
平均的な一日の炭水化物からとれるマグネシウムは、

《朝食食パン1枚12mg✛お昼白米1杯30mg✛晩御飯白米1杯30mg=72mg》
となります。
この72mgを一日の目標摂取量の370mgから引きます。
《370-72=298mg》つまり、
約300mgを他の食材から摂ればいいわけです。

 

こちらの表でもわかるように、上位は海産物ばかりです。

1位の“あおさ”にいたっては
一日の摂取量の10倍弱の量があります。

ただし、
あおさを毎日10ℊ食べるとなるとさすがに無理がありますので、
おみそ汁の具として摂っていただくのが理想です。

例えば、
スーパーやコンビニでスープなどを選ぶときは、
上にあげた食材ができるだけ多く入ったものを選ぶのがいいでしょう。

また、
お昼ご飯を外で食べるときは、和食の定食を選んでください。

けっして毎回
「和定食を食べろ」
といっているわけではありません、

迷ったときは「和定食」をおすすめいたします。

 

其の二、塩を変えてみませんか?

マグネシウムのもう一つの財源が
実は“塩”なんです。

一般的には《食卓塩》《食塩》の2種類ですが、
もう一つ《天然塩》という海水から手間暇かけて作った
ミネラルの豊富な塩があります。

一般的な食塩が18㎎/100gに比べて(注1)、
天然塩は2000~4000㎎/100gも含まれています。

沖縄の「ぬちまーす」では小さじ一杯3gで110㎎も含まれています。

もちろん塩分の摂りすぎには注意は必要ですが、
同じ調味料として使うならミネラルの豊富な
天然塩を使う方がいいと思いませんか?

また、
マグネシウムは皮膚からも吸収しますので
バスソルトとしても使えます。
身体が固い方、万年肩こりの方は是非、試してください!

其の三、「おすすめ!古本めぐり」

蹴りたい背中 著 綿矢りさ  2003/8/26 

著者の綿矢りさ先生は、
17歳のとき「インストール」で第38回文藝賞受賞、
その2年後の早稲田大学在学中に「蹴りたい背中」で
第130回芥川賞受賞した現在38歳のまだまだお若い作家さんです。

物語は、
女子高生の“ハツ”と、蜷川の
恋愛とも友情ともつかない日常を描いています。

友達が少なく“チョッとネクラ”な学生時代を
過ごした方は共感できると思います。

確かに読む人を選ぶ作品だとは思いますが、
興味のある方は是非、読んでください。

今月の一言

「コロナの患者数は減っても、体重は減らない!」

脂肪や体重は、尾身先生にお願いしても無理でしょうか?(-_-メ)

今月のストレッチ

【お知らせ】

「足元ヒエヒエの皆様!お待たせしました!」

フットバス(足浴)を始めます!

長引いたコロナ禍 もようやく下火になり、今年は足浴を再開いたします。

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