健康新聞2024~7月号~

千里丘の中本整骨鍼灸院は、心と身体の疲れから始まる、肩こり/腰痛を整体と鍼灸で改善のお手伝いをしています
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其の一、圧迫骨折
7月も半ばを過ぎ、
冷房の恩恵がなければ厳しい季節となりました。
どうか皆様、熱中症には気を付けてください。
■圧迫骨折ってどんな骨折?
基本的には、
骨粗鬆症など骨の強度に問題がある人が、転倒などで上下の圧が背骨に加わったときにおこります。
骨折と表記されていますが
「ポキン」と折れるのではなく「グチャ」とつぶれると表現した方が正しいですね。
圧迫骨折といえば
高齢者と思いがちですが、リウマチや腫瘍、高所などの転落では、お若い方でもおこることがあります。
■好発部位
最も多いのは、胸椎の12番目と腰椎の1番です。
胸椎は後弯(後ろに曲がる)、腰椎は前弯(前に曲がる)しており、
そのカーブが交差する箇所で力が集中しやすく、
この部位は筋肉による保護が比較的弱いため、
外力に対して脆弱です。
これらの要因が組み合わさり、圧迫骨折がこの部位に好発しやすくなっています。
■圧迫骨折の治療
程度にもよりますが、
安静にて痛みが和らぐようならコルセット(固定装具)による保存療法を行います。
安静にすることで、3~4週ほどで回復します。
ただし、
圧迫骨折が高度である場合、脊柱管がズレ/骨片で圧迫を受けている場合、
いつまでも疼痛が残るものには手術が必要になることがあります。
骨粗鬆症のお薬による治療と同時に、
安静期間を過ぎた後はリハビリが必要となります。
1ヶ月程固定している間に筋力の低下が起こるため、日常生活の復帰と再発防止のため機能訓練は欠かせません。
其の二、予防
1.骨を強くする
・カルシウムとビタミンDの摂取:カルシウムは骨の主要な構成成分であり、ビタミンDはカルシウム の吸収を助けます。乳製品、魚、緑黄色野菜などを積極的に摂取しましょう。
・日光浴:ビタミンDは日光を浴びることで体内で生成されます。適度な日光浴を心がけましょう。
2.適度な運動
・筋力トレーニング:特に背筋や腹筋を強化することで、背骨を支える力を高めます。ウォーキング や軽い筋トレが効果的です。
・バランス運動:転倒を防ぐために、バランス感覚を養う運動も重要です。片足立ちやヨガなどが有 効です。
3.生活習慣の改善
・適切な体重管理:過度な体重増加は骨に負担をかけるため、適正体重の維持が推奨されます。
4.環境の整備:
・転倒防止:家の中の段差や滑りやすい場所を改善し、転倒のリスクを減らしましょう。手すりの 設置や滑り止めマットの使用も効果的です。
これらの対策を日常生活に取り入れることで、圧迫骨折のリスクを大幅に減らすことができます。
其の三、「おすすめ!古本めぐり」
2014/11/27 細谷 功 (著)
細谷功(ほそやいさお)さんは、
ビジネスコンサルタントであり、著述家でもあります。
具体的・抽象的という言葉は
日頃からよく使われていますが、本著に書かれている
「具体と抽象」の深い意味を知ることで世の中の見方が変わります。
例えば、
私たちは見たものだけではなく言葉を上手に伝えることで相手を理解したり、
理解させることが可能になります。
そのカギとなるのが「具体と抽象の意味を知る」ということです。
コミニュケーションに自信がない方におすすめです。
今月のストレッチ
今月の一言
「七月は、ストレッチの月です!」
外は暑いので、エアコンの効いた室内で涼しく柔軟体操ですよ(^^♪
お知らせ
◎8月20日(火)は臨時休業といたします
ご了承お願いいたします
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