月間!中本整骨鍼灸院2021~11月号~

千里丘の中本整骨鍼灸院は、心と身体の疲れから始まる、肩こり/腰痛を整体と鍼灸で改善のお手伝いをしています

おはようございます、
中本整骨鍼灸院の中本です(^-^)

 

ハロウィンが終わったと思ったら
テレビやネットでは
クリスマスの話題が目立ってきました。

本好きの私としては
もう少し読書の秋が続いてほしいですね。

【お知らせ】

今年はフットバス(足浴)を
再開いたします。
昨年は新型コロナウイルス感染予防のために、中止いたしましたが
今年は11月後半から開始します。

11月23日(火)勤労感謝の日は
お休みいたします。
曜日予約、週間予約の方は
振替えをお願いいたします。

【コラム】

「ギックリ腰になったら
どうしたらいいの?」

お若い方も、年配の方も例外なく
なっちゃう可能性があるのが
“ぎっくり腰”です。

もちろん、
医療機関が営業している時間なら
受診できるのですが

子供の発熱と同じで
きまって、
時間外や休日だったりします。

そこで、ギックリ腰の時に
できればやらない方がいい
対処方法をご紹介します。

※今回はギックリ腰の種類については
割愛いたします。

その1「温めるのはちょっと待って!」

ありがちなのは、お風呂やほかほかカイロで
温めることです。

しかし、
激痛が出始めて二日間は
内出血と炎症が強いため
温めるとかえって内出血と炎症が
悪化します。

激痛が出て二日間は、
アイスノンで冷やしたり
お風呂もシャワーだけにしましょう!

ただし、
三日目以降は積極的に温めましょう。

その2「ストレッチは禁止」


その1と同じく
ストレッチは傷口を広げることになります。

内出血は、
微細な傷口から、少量の出血をしています。

「出血」自体は、組織の回復に必要なものです。

しかし、
出血と同時に、
血小板とフィブリノーゲンが血管外に出て
止血作用を始めます。

血小板は問題ないのですが
フィブリノーゲンは血管外に出ると
フィブリンという物質に代わり
筋肉や関節と癒着して
回復後に筋肉や関節の動きを悪くさせます。

できれば、
3~4日はストレッチは控えてください。

その3「痛み止めは控える」

激痛の時は“何とか逃れたい”
という気持ちはわかります。

そんな時は
痛み止めの飲み薬や、鎮痛成分配合のシップを使ってみたくなります。
しかし、
痛みが和らぐと(もしくは麻痺する)と、身体を動かしてしまいます。

痛みは、
「ケガをしているから動くなよ!」
と、いう身体からの命令です。

その命令を無視して動かすと
その1・2同様、薬効が切れたときに
強い痛みや、腫れが強くなります。

また、
楽だという理由だけで乱用すると
治り難い身体になります。

とはいえ
どうしても動かなければならないときは
その時だけ効くように前もって使用して
それ以外では、痛み止めは控えましょう!

その4「実は、寝っぱなしもダメ!」


基本は安静なのですが
二日間‟寝っぱなし”になると
血流が極端に悪くなるため
回復が遅れます。

可能であれば
2時間に数分程度でいいので
自宅内や、家の近所を歩いてください。

統計上、
安静にし続けているより
身体を動かす方が
3日目以降の回復は早くなります。