健康新聞2022~11月号~

千里丘の中本整骨鍼灸院は、心と身体の疲れから始まる、肩こり/腰痛を整体と鍼灸で改善のお手伝いをしています

其の一、足の裏の重心

立冬(11月7日)も過ぎ、
秋の行事も残り少なくなってきました。

そろそろ冬の準備が必要です。
特に温かい素材の下着は売り切れる前にそろえておきましょう。

突然ですが、この記事を読んでいるあなたに質問です。
「立っているときの足の裏の重心は何番が正解でしょうか?」

答えは、が正解です

①と答える方が多いのですが、
足先に体重がかかるのは歩いたり、
スポーツなどで前方に移動をする時だけです。

ご存じとは思いますが、
下腿(膝から下の足のこと)には二本の骨があり、
太い方を脛骨、外側の細い方を腓骨といいます。

良い姿勢で立つには
太く丈夫な脛骨の直下に重心が来るのが理想です。
その、直下がになります。

其の二、足裏の重心と姿勢

では、それぞれの重心について写真で見ていきましょう。

  

①の場合「足先に重心がかかる」
極端に言えばスキージャンプのような感じです。
上半身が前に倒れないように腰から上は後ろに反り、さらに頭は前に倒れています。

③の場合「かかとに重心がかかる」
後に倒れないように腰から頭にかけて、緩やかなお辞儀姿勢(いわゆる猫背)となっています。

②の場合
頭は前に多少倒れていますが、肩から足首まで理想に近い姿勢となっています。

注目してほしいのが緑のラインです。
①③の場合、お顔が緑の線を越えています。
これは、
重たい頭を必要以上に首肩の筋肉で支えていることになります。

①の場合は、
日頃から前かがみの作業が多い方や
腹筋群の筋力低下の方でよく見られます。

解決法は、
日頃から足裏の重心を意識することと、
腹筋の筋トレ、ウオーキングを心がけましょう。

③の場合は
年配者に多く、大腰筋/殿筋が弱くなっているのが原因です。

やはり、
ウオーキングなどで姿勢よく身体を鍛えることが必要です。

 

左右で重心の位置が違う場合

左右で重心の位置が違うと
骨盤に捻じれにつながります。

足の裏の重心は、意識が薄い場所です。
靴のすり減り方や
お写真で確認する必要があります。

当院でも
姿勢検査で確認することできますので、
気になる方は、是非ご利用ください。

師走号に続く

其の三「おすすめ!古本めぐり」

読書の秋に
一気読みしたいミステリー作品のご紹介です。

物語は、
世の中に絶望した大学生 筧井雅也が、
稀代の連続殺人犯の榛村大和から手紙を
受け取ったところから始まります。

殺人犯は
なぜ筧井雅也を呼び出したのか?

読み終わった後、誰かに話したくなる作品です。

今年、
映画化もされて話題になったのですが、
犯人役を阿部サダヲさん演じています。

小説の中では、
知的で美青年と形容していますので、
私個人としては阿部サダヲさんとはチョッとイメージが違う気がします。

映画は別として、
ミステリー好きの方には、おすすめの一冊です!

今月の一言

「11月は、何をする月でしょう?」

文化祭に衣替え、気温も穏やか、土日を含めると10日間休みがあり意外と何でもできる11月です。
あなたなら何をしますか?

今月のストレッチ

身体の歪みを見つける「足踏みチェック」

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