健康新聞2023~6月号~

千里丘の中本整骨鍼灸院は、心と身体の疲れから始まる、肩こり/腰痛を整体と鍼灸で改善のお手伝いをしています

こんにちは、中本整骨鍼灸院です。

梅雨に入りしばらくたちましたが、
その後お身体の調子はいかがですか?

気温もそうですが、
湿度が急に上がると変化についていけなくなります。

そんなときは無理な予定は入れない方がいいです。
是非、お身体と相談しながら6月をお過ごしください。

其の一、疲れの仕組み

今年に入って「疲れ」についてお伝えしています。

疲れの生理学定義に始まり、疲れの種類までを解説しました。
※5月号はこちらから

ご自身ではぼんやりと感じていた「疲れ」が少しハッキリしてきたと思います。
今月からは、疲れの仕組みについてお伝えします。

疲れは、

1.疲労物質の蓄積

2.エネルギーの不足

3.体内バランスの乱れ

4.神経の伝達不足

の、四つの原因でおこります。
今回は「1.疲労物質の蓄積」についての説明です。

其の二、疲労物質の蓄積

疲労といえば、
一つ目の、疲労物質の蓄積が一番イメージしやすいと思います。

疲労物質とは、
私たちが活動するときに出てくる副産物のようなものです。
またの名を老廃物と呼びます。
※活動とは、運動やお仕事、考えたり悩んだり、食事なども含まれます

その物質とは、

乳酸

クレアチン

称讃ブドウ酸(ピルビン酸)

タンパク質分解産物

その他の中間産物

これらは
エネルギーを使った後の燃えカスのようなものです。

例えれば、
車の排気ガスのようなものだと思ってください。

この燃えカスは、
単体で存在すると疲労の原因となる老廃物ですが、
うまく再利用することで次のエネルギー元となります。

これらの老廃物が
細胞内にとどまり続け蓄積していくと、
代謝活動にブレーキがかかります。
もう少しわかりやすく言いますと、
例えば筋肉の場合なら老廃物がなければ、
もっと力が出せるはずなのに老廃物があるために力が出ない状態です。

この代謝活動にブレーキがかかった状態というのが
身体諸機能の低下、つまり疲労状態という事になります。

■乳酸について

乳酸は、
長らく疲労物質の代表的な存在として扱われてきました。

その後、
研究が進み疲労物質ではないことが判明しました。
しかし、
さらに研究が進み、まったく疲労には関わってないのか?
といえばこれがそうではありません。次回はこの乳酸の謎に迫ります。

七月号に続く

其の三、「おすすめ!古本めぐり」 

とれない「痛み」はない
著者:柏木 邦友

今回は、現役麻酔科医師による”痛み”についての書籍のご紹介です。
著者の 柏木 邦友先生は
順天堂大学医学部卒業後、アネストメディカル株式会社代表取締役を努め、
産科を中心とした麻酔科のコンサルタントの活動をしています。

本書の内容は、
痛みに対する考え方から始まり、痛みの仕組み、医師が行う処方薬の説明、
そして最後の章では
緩和ケアのあり方について解説されています。

今、痛みに苦しんでいる方にも
、ご家族で心配な方がいれば是非、読んでいただきたい一冊です!

今月のストレッチ 

ストレッチ NO48
「ハムストリングのセルフケア」【解説編】

今月の一言

じめじめした梅雨なので、体調管理には気を付けて!

気温、湿度の変化や食中毒にも気を付けて過ごしましょう。

こちらも参考にしてください
散歩の意外な効能

子育てで、忙しい「お母さん」は こちらもチェックしてください!


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