月刊!中本整骨鍼灸院2026~6月~

千里丘の中本整骨鍼灸院は、心と身体の疲れから始まる、肩こり/腰痛を整体と鍼灸で改善のお手伝いをしています

おはようございます、
中本整骨鍼灸院の中本です。

少し早めの梅雨入りと
気温の上昇で、体調不良の方が増えています。

季節外れのインフルエンザも流行っていますので
体調管理には気をつけてください。

 

【お知らせ】

6月20日(火)は
臨時休業といたします。

ご了承お願いいたします。

 

【コラム】

「眼精疲労について」


目を酷使する現在の私達は
ストレスや身体の疲れだけではなく
目の疲れも気になるところです。

ところで、
眼精疲労と疲れ目は、
別物だということをご存知でしたか?

主に、目の疲れといえば
ものを見るときのピント機能の疲れです。

ここから
チョッとややこしくなりますので
よく読んでくださいね。

目のピント機能は

水晶体というレンズが厚くなると
近くにピントが合います。

逆に、水晶体が薄くなると
遠くにピントが合います。

このときに、水晶体の厚みを変えているのが
毛様体筋です。

つまり、
毛様体筋が収縮(力が入る)→水晶体が厚くなる
=近くを見る

毛様体筋が緩む→水晶体が薄くなる
=遠くを見る
ということになります。

ここで問題なのは
毛様体筋の収縮するときに関係する神経※です。
※この場合、知覚神経や運動神経ではなく自律神経のことを指していると思ってください。

通常、
筋肉に力が入るときには
自律神経の交感神経優位になります。

しかし、
毛様体筋の収縮は特別で、副交感神経優位なのです。

元々、人類の原始的生活では
遠くを見る=
「獲物を見つける、外敵から身を守る」といった
興奮状態のときが多く。(交感神経優位)

近くを見る=
「身内を見る、食事をする」など
比較的、穏やかなときに目を使っていました。(副交感神経優位)

それが現代では、
交感神経が優位な状態(昼間のデスクワーク)で、
近くを見る=毛様体筋の収縮(副交感神経優位)
相反する自律神経の状態を強いることになります。

この状態が慢性的に続くと
目のピント機能の疲労だけではなく
毛様体筋の大元である自律神経まで影響が出始めます。

自律神経は、
夜間に身体を修復する働きがあります。
※成長ホルモンの作用
この働きが鈍くなると、翌日に疲れを残すことになります。

もちろん、
目の疲れだけでなく、ストレスを含めた全身の疲労回復にも影響が出ることになります。

まとめると
疲れ目は、
目のピント調節をしている毛様体筋のみの疲れで
しばらく休めば回復できるもの。

眼精疲労は、
毛様体筋だけでなく、脳の一部「自律神経のトラブル」を含めた全身に影響する病気ということです。

解決のヒント!
デスクワークやスマホは45分で一回 中断して
その場で目を閉じて背伸ばしをしましょう。

疲れが溜まっているときは
蒸しタオルで目を温めましょう。

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