健康新聞2025~10月号~

千里丘の中本整骨鍼灸院は、心と身体の疲れから始まる、肩こり/腰痛を整体と鍼灸で改善のお手伝いをしています
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其の一、巻き肩とは

不良姿勢の一種で、
肩甲骨に付着する筋肉のバランスが崩れ、肩が前にズレた姿勢をいい、放置すると、肩こりや五十肩の原因となります。

横から見ると一目瞭然なのですが、
肩甲骨の位置が左の図のように、背骨の中央から肩甲骨の内側までの距離が5~7cm以内なら、巻き肩というより背中がまるい猫背に分類されます。
◆日常生活の中の原因
デスクワークやスマホの登場によって、頭を下げる、手を前に出す、といった
姿勢が日常の中で長くなっています。もちろん、短い時間なら問題はありません。
しかし、お仕事の場合は長い時間原因となる姿勢を続けることとなります。
また、ようやくお仕事から解放されても今度はスマホです。
これでは巻き肩を含め不良姿勢にならい方が不思議です。
◆解剖学的な原因
肩を前にひきつける筋肉と、肩を後に引き戻す筋肉のバランスがとれていれば、正しい姿勢は保たれます。
赤:小胸筋 青:菱形筋
しかし、巻き肩の場合は、肩を前側に引き付ける筋肉が強く、後に引き戻す筋肉が弱くなっている、または、サボっている状態です。


・強すぎる/硬くなっている筋肉の代表:大胸筋・小胸筋
・弱っている/サボっている筋肉の代表:菱形筋・僧帽筋下部
中でも、
小胸筋と菱形筋は深い位置にあり(インナーマッスル)自身でのコントロールが難しいため
セルフケアが十分におこなわれていない人が多いです。
其の二、巻き肩の運動療法
◆基本は三つ
1.菱形筋の筋トレ
肩甲骨を背骨側に引き寄せるセルフトレーニングです。
2.小胸筋のストレッチ
巻き肩の原因となっている、小胸筋のストレッチです。
お風呂で温めた後が効果的です。
3.25分以上デスクワークなどの同姿勢が続いたら、一度背伸びをする
職場でも、ご自宅でも一日に数回試してください
この三つをおこなうことで、巻き肩の改善、予防に効果があります。
其の三、「おすすめ!古本めぐり」

今回は、2018年度のニューヨークタイムズのNo.1ベストセラーになった
一冊を紹介します。
早起きや運動に勉強、どれも良い習慣には間違いないのですが、なかなか習慣化しない。誰しもそんな経験があるのではないでしょうか。この本の中には、化学的な根拠で習慣化の方法が書かれています。「なるほど!」と思う方法も、「チョッと難しいかも…」と思うものもありますが試してみる価値はあります。いつも、お子様には厳しく言っているご両親には
是非、読んでほしい一冊です。
今月の一言
季節の神様へ
『秋が来ないんですけど、いつ届きますか?』
季節の神様
「いや~送ったはずですけど、まだ届いていませんか?」
今月のストレッチ

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