健康新聞2020~3月号~

其の一、α波を引き出せ!

こんにちは、中本整骨鍼灸院の中本です(^^)

ここ最近は、
新型コロナウイルス関連の話題ばかりで
気が滅入る日が続いていますが
皆様はいかがお過ごしでしょうか?

こんな時こそ、
心と身体のゆとりが必要だと思いませんか?

そこで今回は、
リラックスの代名詞「α波」についてご紹介したいと思います。

【前回までのあらすじ】
心と身体は連動している。心の不調は身体の不調となり
、身体の不調が長引けば心に影響が出始める。(正月号)

DMN(デフォルトモードネットワーク)は脳のアイドリング状態。
ネガティブなDMNは「脳の疲労につながる」(2月号)でした。

2月号でご紹介した、
脳疲労の原因の一つはネガティブなDMNが続くことでした。

このネガティブな考えを解決するカギは脳波の一つ、
α波の状態を作ることです。

 

脳波の種類

脳波とは、
1929年ドイツのハンス・ベルガーが発見し、
脳の神経細胞の活動に伴って発生する微弱な電気変動を
特殊な装置でで記録したものです。

この中でもα波は、心身ともにリラックス状態を作り、
βエンドロフィンという快楽ホルモンが分泌して、
自律神経の不調で傷ついた身体を回復に導いてくれます。

α波が出る状態にするには、
何もお薬に頼る必要はありません。

ただ、自分に合った方法を見つけるだけです。

其の二、方法

初級編「散歩で雑踏に耳を傾ける」

悪いDMNは、
自分自身のネガティブな考えに支配されることが原因です。

そんな時は外に散歩に出かけ、
街の中で聞こえる音に耳を傾けるのです。

車が走り去る音、

公園で遊ぶ子供の声、

路面が変わることによる自分自身の靴音、

木や草が風で擦れ合うかすかな音、

もしかしたら、小鳥のさえずりも聞こえるかもしれません。

こうして、
そとに注意を向けてみるのはいかがでしょうか。

中級編「焚火を見つめる」

焚火や暖炉の炎を見ていると、
「あっという間に時間がたつ」と聞いて
私自身も試してみたことがあります。

結果、
本当に時間がたつのを忘れていました。

しかも、
何も考えることなく無心で炎を見つめていたと思います。

もちろん、
本当に火をつけるとなると大変ですし、
ガスコンロでは危険ですので、
YouTubeの焚火動画や、
焚火のアプリはいかがでしょうか?

 

上級編「クラッシックに没頭する」

幅広い、音域とさまざまな楽器による演奏に聴き入ることで、
α波は出やすくなり
メロディに集中することでネガティブな考えもしなくなります。

もちろん
交響曲を始めから終わりまで聞く必要はありません。

有名なパートなら10~20分程度です。

しかし、
クラッシクを聴くことがなぜ上級編なのか?

じつは、現在の日本人は、
テレビ・PC・スマホ依存が進み、
大人も子供もSNSやゲームについ手を伸ばしてしまいます。

最近の情報では
5分に一回スマホを覗くそうです。

こんな状態だと、
たとえ10~20分でも没頭するには難しくなっているようです。

 

今月の一言

「コロナウイルスに、負けるな!」

基本は、手洗い、うがい、免疫力アップです(^^)/

今月のストレッチ 番外編

「疲労とは?」

筋肉疲労についてわかりやすく解説~その2~

 

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〇.ウイルスまん延を防ぐため定期的に換気を実行いたします。

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また、タオル等のリネンも回数を増やし交換いたします。

〇.受付にて赤外線体温検査を実施いたします。

〇.受付カウンターに手指消毒薬(スプレー式)を設置いたしました。

感染防止のために、ご協力をお願いいたします。