月刊!中本整骨鍼灸院2023~12月~

千里丘の中本整骨鍼灸院は、心と身体の疲れから始まる、肩こり/腰痛を整体と鍼灸で改善のお手伝いをしています
おはようございます、
中本整骨鍼灸院の中本です。

比較的温かい冬の始まりとなりました。

ちまたでは、
インフルエンザが流行しています。
今年もあと少し、風邪など引かぬよう
気を引き締めていきましょう。

【お知らせ】

12月19日(火)は
職員健康診断のため臨時休診いたします。

また、
12月31日(日)~1月4日(木)は
お正月休みといたします。

【コラム】

「身体の異常は当たり前?」

年齢も、
40歳を過ぎて気になるものの一つが、
身体の異変です。

毎年やってくる健康診断で、
数値や、チェック項目での
要注意!のしるし。

これを書いている私も、人ごとではありません。
いつもお世話になっている先生から
きまって渋い顔をされています。

男性なら血圧と血糖値、
女性ならコレステロール値や、腹囲(ウエストのサイズ)といったところでしょうか。

これらは、
内科的な異常を知るものですが、
整形外科的でも似たような検査があります。

MRI⇒腰の場合なら椎間板ヘルニア
レントゲン⇒首なら頚椎の並び(ストレートネック)
膝なら軟骨のすり減り、
骨密度の検査⇒骨粗鬆症
のことです。

首や膝に痛みを感じて
レントゲンやMRIを受けた時に医師から
「膝の軟骨がすり減っていますね」とか
「ストレートネックですね」だったり
「腰椎の4番と5番が狭くなっています」なんて言われて、
ちょっと心配になります

実はこれ、
50歳が近づくと誰でもあることなのです。

一般的に検査は、
症状があり、医療機関に受診し、さらに医師が確認のために行うものです。

しかし、
研究となると、症状のある無しに関係なく一定数の検査をします。

この研究でわかったことは、
症状の有無とは関係なく、ある年齢に達すると
レントゲンやMRI検査で異常があることがわかりました。

どういうことかといいますと
人は、
成長のピーク過ぎたところから少しずつ老化が始まります。

更に、
腰や股関節、膝は常に体重がかかるため、変形を含めた骨/軟骨の劣化はありふれたものとなります。

これは、
白髪が増えたり、老眼になるのと同じだと思ってください。

一方、
頚椎の並びの異常であるストレートネックは、デスクワークのデジタル化とスマホの出現以来、増えて当然です。

問題なのは、
「検査で異常が見つかった人、すべてに痛みや症状が出ているのか?」ということです。

ここまで読んでいただいた方にはおわかりだと思いますが、
それはNOです。

ここが、画像診断の落とし穴で、
画像診断だけで終わると、他の可能性を疑わなくなります。

他の可能性とは、
姿勢の問題、筋肉の問題、血流の問題です。

私の経験上、
過去に変形/変性と診断されていても、筋肉を中心に施術を繰り返すと回復される方は多くいます。

年齢のせいであきらめている方も、もしかしたら画像診断の結果以外の原因かもしれませんよ。

一度、筋力や柔軟性も確かめてください。

まとめ、
50を過ぎれば、骨や軟骨の異常は当たり前。
だからといってそれが症状の原因とは限りません。

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