健康新聞2024~8月号~
千里丘の中本整骨鍼灸院は、心と身体の疲れから始まる、肩こり/腰痛を整体と鍼灸で改善のお手伝いをしています
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其の一、椎間板ヘルニア
夏至はとっくに過ぎて、
お盆も終わろうとしているのに猛暑が続いています。
高校野球を甲子園で応援している観客は大丈夫でしょうか?心配です。
■あらためて、椎間板ヘルニアどんな病気?
椎間板ヘルニアは、
髄核と呼ばれるゼリー状の中身が、線維輪という髄核を囲んでいる殻がら飛び出し
脊柱にある神経の束を圧迫している状態をいいます。
■好発年齢と好発部位
もっと発症しやすいのが20~40歳で、意外と高齢者は少ない(理由については9月号にて)
基本的に背骨のどこでも起こるのですが、
4番目の腰椎と5番目の腰椎の間、5番目の腰椎と仙骨の間がもっと多く起こります。
■症状
症状は、
腰痛・シビレ・知覚の異常・筋力の低下です。
圧迫している部位によっても違いますが
好発部位から考察しますと、青・赤・緑(右の図)の範囲で症状が出る確率が高くなります。
また、
腰を曲げると症状は強くなり仰向けで寝ると比較的症状は軽くなります。
いわゆる腰痛に関しては軽傷が多く、
“腰を動かしたから腰が痛い”というより神経痛がメインになります。
其の二、治療
■検査
問診で、
先に述べたような症状が確認出来たら、SLR検査という徒手検査をいたします。
この検査は、
医師でなくてもできますので興味のある方はyoutubeで調べてみて下さい。
この検査で反応があれば次は、MRIで場所と程度を確認します。
■保存療法
初期の場合は、
痛み止めの内服薬と、腰椎の固定のためのコルセットで経過を観察をします。
症状が変化しない場合はリハビリを開始します。
鍼灸治療は初期の鎮痛の段階からはじめ、慢性期の疼痛まで広く対象となります。
保存療法の後半は予防のための身体の機能改善が中心となります。
つまり、なりにくい体に改造するということです。
■手術
保存療法で効果がない場合や重症の場合に行われます
其の三、「おすすめ!古本めぐり」
八月の御所グラウンド
鹿男あおによし・鴨川ホルモーでおなじみ、万城目学先生の直木賞受賞作品の紹介です。
主人公は京都に住む大学生。
ただでさえ暑い京都の八月、友人に借りた借金の代償として早朝の草野球に参加することになります。
人数がそろわず不戦敗となろうとしていたところ、同級生の女子と、たまたま御所グランドに野球を見に来ていた男性が助っ人として入ってくれることとなります。
しかしこの助っ人の男性とは・・・!?
勘のいいひとは思い出したと思います。
ケビンコスナーの「フィールドオブドリームス」の日本版いや、京都版です!おすすめ‼
今月のストレッチ
今月の一言
『暑さで背中、丸くなってないですか? 』
夏休みの後半は、背伸ばしストレッチにチャレンジ!
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