健康新聞2025~5月号~

千里丘の中本整骨鍼灸院は、心と身体の疲れから始まる、肩こり/腰痛を整体と鍼灸で改善のお手伝いをしています
Table of Contents
特集:その背中のだるさ、ただの筋肉痛ですか?
― 腸肋筋・最長筋が発する「疲労のアラーム」―

□ 背中が教えてくれる“疲労の見える化”
「最近、背中の片側がなんとなくだるい」
「洗顔や草むしりのあと、起き上がるのがつらい」
そんな違和感、思い当たりませんか?
それは“ただの筋肉痛”ではなく、体からの疲労サインかもしれません。
その正体は、
背中の奥深くにある「腸肋筋」と「最長筋」。
このふたつは、背中をまっすぐ保ち、前かがみや起き上がりの動作を支える縁の下の力持ちです。
□ 「ノルマは果たせる」けど「疲れは自覚しにくい」
現代の中年世代以降には、
「やることはやれるけど、疲れている実感はない」という人が少なくありません。
でも、
知らず知らずのうちに筋肉や内臓、自律神経には疲労が蓄積しています。
特に長期休暇になると、「せっかくだから」と予定を詰め込みがち。
旅行、家の片付け、夜更かしや暴飲暴食…それらすべてが“休み”ではなく“疲れの上塗り”になっているのです。
其の二 疲れが“見える”3つのサイン

ー腸肋筋・最長筋の疲労は、以下のような形で現れますー
▶ 背中の片側だけがだるく、痛む(腸肋筋)
→ 立ち仕事・片側に偏った作業で疲労が片寄り、筋肉バランスが崩れています。
▶ 前かがみ→起き上がりがつらい(最長筋)
→ 長時間の姿勢保持で背骨沿いの筋肉が固まり、背中の“柱”が悲鳴を
あげている状態。
▶ 背中全体のつっぱりや倦怠感
→ 実は、胃腸や睡眠不足など内臓疲労や自律神経とも連動することがあるのです。
□ 「休日はアクティブに」の前に
これらのサインが出ていたら、今の生活に“回復の時間”が足りていない証拠です。
腸肋筋・最長筋からのメッセージを見逃さず、休日は「動くための休み」ではなく、
“筋肉も神経も休ませる”ことを意識した過ごし方を検討してみてください。
□ 編集後記
痛みは悪者ではありません。
むしろ「これ以上はムリですよ」と教えてくれるありがたいアラームです。
体が発する小さなサインに、まずは気づくこと。
そこから、
本当の意味での“健康的な休み方”が見えてくるのではないでしょうか。

其の三、「おすすめ!古本めぐり」

新装版 ブラックペアン1988
文庫 – 2012/4/13 海堂 尊(著)
1988年、バブル景気の真っ只中。
「神の手」を持つ佐伯教授の東城大学外科教室に、帝華大の若手ホープ高階講師が、手術の新兵器「スナイプ」を手みやげに送り込まれてきます。
医局内の駆け引きと、佐伯教授にまつわる黒い噂の真相は・・・といったお話です。
嵐の 二宮和也さんの主演でドラマ化もされましたが、
もし、ドラマ版がピンと来ていない方がいるのなら是非、原作を読んでください。おススメです。
今月の一言
『連休は、ゆっくり休めましたか? 』
お金だけでなく、体力もすり減らしているのは休みではないですよ?

今月のストレッチ

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