健康新聞2019~4月号~

其の一、ウォーキングの意外な効

こんにちは、
中本整骨鍼灸院の中本です。

桜の花も咲きそろい、
次は大型連休が待ち遠しくなってきましたが
皆様はいかがでしょうか?

1月号~3月号まで散歩とウォーキングの
話題に触れてきましたが、
いかがでしたでしょうか?

シリーズの最終回は散歩と
ウォーキングが与える脳の変化についてです。

【ウォーキングの意外な効能】

散歩の効能は
筋力アップや血行促進だけじゃないんです。

実は、
歩く事によって脳内の環境も変えてしまうのです。

脳は一定のリズムで刺激を与え続けると
健康に効果のあるホルモンを分泌し始めるのです。

歩き始めて15分たつ頃
βエンドロフィン

このホルモンは、
覚醒作用・鎮痛作用があり気分も爽快になります。

さらに歩いて20~25分たつ頃
ドーパミン

このホルモンが出始めると、
気分がハツラツとし、やる気がドンドン出てきて、
そして、、、
幸福な気分になります。

一般に言われるランナーズハイはこの状態のことを言います。

さらに、さらに40分歩いた頃
セレトニン

ストレスホルモン(ノルアドレナリンなど)を抑え精神を
安定させ集中力が出てきます。

また、
痛みに強くなるので腰痛や肩こりの方にも効果があります。

もう一つ・・・

悩みや、イライラなど
ストレスの素となる心の問題は、
40分以上歩くことで頭の回転が速くなり、
問題解決のアイディアや、
冷静に物事を対処できる可能性だって生まれます。

何かに行き詰ったら是非、歩いてみてください!

※セレトニンの分泌を促すには太陽光線が必要です。デパートでのウインドショッピングや夜間のウォーキングでは期待は出来ないので注意。

其の二、自然と自分を知る


多くの方から聞くのは、
散歩やウォーキング、ジョギングを続けていると
「自分の調子がわかる」という話です。

「今日は身体がだるい」
「膝の内側が痛い」や、
去年の春に比べると
「ずいぶん体力がついた」
「そういえば息切れがしなくなった」
など続けることで分かる「自分の身体変化」です。

また、
気温の変化や太陽の角度、
虫や鳥の声など、自然の変化にも気づきがあります。

「あっ今、鶯が鳴いた!千里丘にもいるんだ~」や、
春の小雨なら
「これぐらいの雨だったら濡れても大丈夫かな?」も、
一年を通じて継続している方の言葉だと私は思います。

 

其の三、「おすすめ!古本めぐり」

今回ご紹介するのは、
樹木希林さん最後の作品の原作です。

作者である森下さんの、
長年にわたるお茶の体験談?
というより茶道を通しての人生の
気づきを一冊の本にしています。

物語やドラマはないんです、
でも読み終わると「ちゃんとした小説」を
読んだ時のような達成感があります。

私は、映画は見てませんが、
主役の黒木華さんと、茶道の先生(村上のおばちゃん)役の
樹木希林さんが登場人物にピッタリだと思います。

今月の一言

「今年も満開の桜、ありがとうございました(^-^)」
また来年もよろしくお願いいたします!

今月のストレッチ

ウォーキングの基本その2

~お知らせ~

4月24日(水)は商店会行事のため、午後6時30分までとなります。

また、ゴールデンウィーク期間中は日曜日は通常営業いたします。
ただし、祝日はお休みいたします。