健康新聞2023~2月号~
千里丘の中本整骨鍼灸院は、心と身体の疲れから始まる、肩こり/腰痛を整体と鍼灸で改善のお手伝いをしています
二月も半ば、
あと2週間もすれば、ずいぶん暖かくなると思います。
もう少しの辛抱です。油断して風邪などひかぬよう注意しましょう!
Table of Contents
其の一、疲れの種類その1
正月号では、
疲れの生理学定義と水分補給との関係をお伝えいたしました。
疲れの生理学的な定義
「なんら医療の手助けなく、回復可能な身体諸機能の低下」
大事なことは、
医療、つまりお薬やそれ以上の医療行為を必要としなくても
自身の休養で回復するということです。
それでも回復しない場合は疲労ではない場合か、
休養の仕方が間違っている可能性があります。
今回からは、
疲れの種類について何回かに分けてお伝えいたします。
こういった、‟理解”ができることで
「今の自分って○○疲れなんだ」と
ある程度の判断ができるようになります。
是非、参考にしてください。
其の二、部位ごと
私たち人間の疲れは、四つの種類に分類されます。
1「部位ごと」2「活動内容ごと」3「神経支配ごと」4「時間経過ごと」
今月号では1「部位ごと」の解説をいたします。
1「部位ごと」
・局所性疲労=デスクワーク、軽作業
・全身性疲労=水泳、ランニング
疲れは局所性疲労と全身性疲労に分けられます。
局所性疲労とは、
同じ部位に負担がかかり、使い過ぎた部分だけが疲れることを言います。
例えば、
デスクワークが長くなると、首肩がこったり、腰が張ったりする。
大掃除で腕の筋肉が疲れるといった、
特定の部分に疲れが溜まった状態のことです。
局所性疲労は
短時間に使うことが多いため、筋細胞周囲の疲労物質の濃度が正常値より上がったり、
血行不良がおこり栄養不足/酸欠がおこる場合もあります。
一方、全身性疲労とは、
文字の通り水泳やランニングなど、全身の運動による疲労のことを指します。
この場合、
エネルギーの枯渇や精神的な疲労の要素も含まれます。
局所疲労は局所のみを休ませていれば回復しますが、
全身疲労の場合は、食事(エネルギー補給)や、全ての活動を停止させないと疲労を取り去ることはできません。
■危険なのはどっち?
もちろん、
どちらも度が過ぎると危険には違いないのですが、
全身性疲労の方が「休まなきゃ」という
気持ちのブレーキが強く働くため、
危険な状態に陥ることは少ないのではないでしょうか。
しかし、
局所性の場合は、育児やお仕事で、
筋繊維の破損を伴う場合もあるため
肉離れや腱鞘炎へと移行する危険性があります。
3月号へとつづく
其の三、「おすすめ!古本めぐり」
東大独学
西岡 壱誠(著)新潮文庫)文庫 – 2020/7/31
今回はちょっと変わった本のご紹介です。
著者の西岡さんは二浪して東大に合格した著作家です。
大学時代に出版した東大独学シーリズがヒットし現在も教育関係で活躍の26歳です。
私には無縁の本だと思っていましたが、気になって読んでみましたが、これが意外と‟面白い!”ガムシャラに詰め込むのではなく、独学という技術を使って勉強する。そんな技術が満載の一冊です。
これから受験を控えたお子さんがいるご家庭や、もう一度ご自身の学び直しを考えている方におススメです!
今月のストレッチ
ストレッチ NO46 「薄筋のセルフケア」【解説編】
今月の一言
間もなく3月、そろそろ大型連休の計画必要ですよ!
なんとなくコロナ禍も下火になり、3月半ばにはマスク規制も緩和、5月には5類相当になる予定だそうです。そろそろ旅行/イベントの計画もありじゃないですか?
肩こりからの頭痛に関して記事はこちらから
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