健康新聞2020~10月号~

中本整骨鍼灸院は、摂津市・吹田市の千里丘で心と身体の疲れから始まる、肩こり・腰痛の改善のお手伝い!

其の一、枕選びのポイント

 

10月に入り一気に気温が下がって、
寝苦しさも無縁の季節なりました。

眠りといえば、
その質を左右するのはやはり
「枕」です。

枕の起源は古くは、
約200~400万年前の南アフリカで、
アウストラロピテクスの化石の
頭に敷かれていた砕石が
枕として使われていたそうです。

日本では古
墳時代から枕が存在していたことが
出土品からわかっています。

そこで今回は、
枕選びのポイントをご紹介いたします。

ポイント1「高さ」

好みにもよりますが、
仰向けになって息苦しくないことが重要です。

低すぎますと
顎が上がり気道が狭くなって息苦しくなります。

逆に高すぎますと、
これも気道が狭くなり呼吸は不十分です。

また、
気道が狭くなりますといびきを
かきやすくなります。

枕の高さでもう一つ大事なことは、
横向きになった時です。

人は一晩で
20~40回の寝返りをするそうです。

横向きになった時に
鼻-アゴ-ノドが床と平行になることが目安です。
(あくまでも理想です)
※現在使っている枕を調節するには、枕の下にバスタオルで高さを変えてみてはいかがでしょうか。

ポイント2「大きさ」

寝返りをしたとき
頭がはみ出してしまうものは小さすぎます。

また、
人によっては首の後ろの隙間だけ埋める
小さな枕もありますが、
これでは寝返りの時に枕自体が
動いてしまうので不向きです。

寝返りのために最低でも、
縦30×横70センチ以上のものを選びましょう。

ポイント3「素材と柔らかさ」

ドラマやネットのイメージでは
フカフカの羽毛枕が出てきます。

しかし、
あそこまで頭が埋もれてしまうと
寝返りができません。

さらに、
頭が高くなりすぎて呼吸が不十分になります。

少し前までは、
低反発のものがもてはやされていましたが、
今は頭が沈みにくい高反発の素材のほうが
寝返りがしやすいとのことで注目されています。

ただし、
柔らかい枕から、少し硬い枕に変えますと
慣れるまでは痛く感じます。

 

其の二、枕無しは大丈夫?

「枕を使わない」
という方が少数ですがいます。

しかし、
おすすめはしません。

理由は二つ、
一つ目は首の骨の並びが悪くなり
肩こりや手のシビレの原因となります。

二つ目は
心臓より頭が高くないと、
血液が頭に回りすぎて顔のむくみや、
頭痛の原因となります。

枕無しは治療家としてはおすすめしません。
ちなみに、うつぶせ寝も同様です。

 

其の三、「おすすめ!古本めぐり」

あしたの君へ

柚月 裕子 (著)2016/7/29

今回ご紹介するのは
家庭裁判所の調査員のお話です。

主人公の望月大地は、調査員の実習生。

他の実習生と比べると迷いも多く未熟な彼ですが、
さまざまな裁判にかかわることで少し成長をする、
といったお話です。

しかし、
この本の本当の主人公は
エピソード一つ一つに登場する問題児たち。

貧困でもがく少女、

両親の離婚後の少年の葛藤など、
日本の負の現実をこの小説で知ることになります。

決してハッピーエンドで終わる小説ではありませんが、
今年読んだ本の中では一番のおススメです。

 

秋の有名な一句

「柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺」
正岡子規

 

お知らせ

10月18日(日)は、
秋季トレーニングのためお休みいたします。

 

9月9日(水)より
当テナントの
駐輪場及び駐車場の
配置が換わります。

 

中本整骨鍼灸院前の
駐輪場が拡大され
当院駐車場が
パスタ料理店「デル・ソーレ」前に
移動いたします。

 

「中本整骨鍼灸院」専用駐車場の
立て看板を従来通り設置いたしますので
よろしくお願いいたします。

 

また、
テナントの予備駐車場が
なくなりますので、
満車の時は受付までご連絡ください。

 

 

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