健康新聞2025~正月号~

千里丘の中本整骨鍼灸院は、心と身体の疲れから始まる、肩こり/腰痛を整体と鍼灸で改善のお手伝いをしています
Table of Contents
其の一、腰痛シリーズ7「腰の筋肉痛」その2
正月休みが
終わって2週間が過ぎようとしています。
運動などを
休みの日にも欠かさず続けていた方は別として、
そろそろ仕事疲れが出始めるころです。
そんな人は、
ギックリ腰の一種、筋筋膜性腰痛症にご注意!
■筋筋膜性腰痛症の特徴的な症状とは?
筋筋膜性腰痛症は、
筋肉や筋膜のトラブルが原因となる腰痛の一種です。
この腰痛には、いくつかの特徴的な症状があります。
これらの症状が複数当てはまる場合、筋筋膜性腰痛症の可能性が考えられます。
●局所的な痛み。特定の筋肉や筋膜に痛みが集中し、指で押すと強い痛みがあります。
●動作時の痛み。前屈や体をひねる動作が困難になります。
●レントゲンなど画像診断ができません。
●押すと痛みが広がる圧痛点(トリガーポイント)の存在も特徴です。
●このトリガーポイントが原因で、離れた部位に痛みが放散する関連痛が起きる場合もあります。
●最後に、こわばり感も多くの患者様が訴える症状です。特に朝起きたときや長時間同じ姿勢を続けた後に強く感じることがあります。
■筋筋膜性腰痛症の主な原因トップ3
1.筋肉の過度な使用
長時間の作業や繰り返し同じ動作を行うことで、筋肉や筋膜に負担がかかり、炎症や傷が生じます。
2.不良姿勢
デスクワークやスマートフォンの使用などで長時間悪い姿勢を続けると、筋膜が引き伸ばされたり、偏った緊張が起こりやすくなります。
3.急激な負荷や外傷
重い物を持ち上げる、不意に転倒する、またはスポーツ中の過剰な動きによる負荷が、筋膜や筋肉にダメージを与えることがあります。
其の二、厄介なのがそのあと!?
筋筋膜性腰痛症は、
再発防止をしっかり行えば、平均的には2週間で回復します。
しかし、
再発防止や治療の管理を怠ると慢性化へと移行します。
■筋膜の癒着
皮膚の擦り傷の再生と同じく、
筋膜の再生も線維芽細胞でおこなわれます。
線維芽細胞とは
簡単に言えばお身体の万能補修材のようなものです。
しかし、
原因となる行動が続いていたり、初期の治療が十分でないと、
線維芽細胞がたくさん出て周りの組織も巻き込み、
筋膜同士の滑走性に問題が出て慢性化し、
動かすと、なかなか取れない痛みが残ってしまします。
どんな症状でも同じです、
病気やケガに対する正しい知識と、初期の治療はおろそかにしないようにしましょう。
2月号は筋肉別の症状を予定しています
其の三、「おすすめ!古本めぐり」
単行本 – 2023/1/18 永井 紗耶子 (著)
今回は、久しぶりに時代小説の紹介です。
物語は
芝居小屋が立ち並ぶ江戸の町、木挽町。
雪が深々降り積もる路地で、峰麗しき若侍の菊之助。
ついに探し当てた
“父の仇”と一対一のかたき討ち。
かくして仇討ちをはたした菊之助・・・といったお話ですが。
実はこれ、
始まりの数ページの内容です。
この仇討には、最後まで読めばわかる深ーい訳があります。
個人的には、
2024年に読んだ小説の中で最も面白かった1冊です。
おススメ!
今月の一言
『始まったはずなのに、終わったった感じがする(*_*; 』
新年が始まったのに、正月休みが終わったダメージが強い皆様。ゴールデンウイークまで頑張りましょう!
定休日変更のお知らせ
2025年(令和7年)2月から
毎週火曜日を終日休業とさせて頂きます。
金曜日の午後営業も7:30までに変更いたします。
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